2014年1月26日日曜日

弁護士の理想について

今日は法律のことではなく日常的な出来事について書きます。

先日、先輩弁護士であるK野先生にお寿司をご馳走になりました。
姫路にある富久寿司というお店なのですが、もう何を食べても美味い!

マグロ、アナゴ、ウニ、イクラと高級なものばかり出てくるはでてくるは。。。
その1つ1つが、他の店の寿司とはまるで味が違うのです。

寿司だけでなく、煮物や揚げ物もあるのですが、これまた絶品!

前回連れて行っていただいた時には、その2週間後くらいに北海道に行ったのですが、北海道の寿司や海鮮丼よりも富久寿司のほうが断然美味しかったので、北海道にがっかりしたことを覚えています。

姫路に行く機会があれば、いや機会がなくとも是非行かれてみてはいかがでしょうか。自信をもってお勧めします。ただし、値段も相当高いです。。。

その食事中に、K野先生から弁護士の仕事について色々教えていただきました。

その中でも、最も勉強になったのが、「目の前の依頼者に心から満足してもらうことが、弁護士として仕事をしていく上で最も大切なこと」という言葉です。

「弁護士にとって100ある事件の中の1つであっても、相談者や依頼者にとっては人生を揺るがす重大な1つの事件である。」
「自分の事件に対して十分に時間をかけ、最善を尽くし、万全の準備をして仕事に臨むことが、弁護士として仕事をする上で最低限のラインである、それができないなら依頼を断るか、他の弁護士に回すべきである。」
「依頼者に心から信頼してもらえれば、その依頼者が困ったことがあったり、友人・知人に困った人がいれば、また相談してくれる。それくらいまで信頼し満足してもらうことが大事である。」

私はK野先生に2日間ついたことがあるのですが、K野先生はこれらを実際に実践していました。
それだけに、言葉の重み、説得力が違いました。

自分の甘さを痛感するとともに、身近にこのような手本となる、尊敬できる先輩がいることは、本当にありがたいことだと実感しました。
自分も心機一転、心を入れ替えて仕事に取り組んでいこうと決意を新たにしました。

これは決してお寿司をご馳走になったから言っているのではありません(笑)

また、このような教訓は、弁護士だけでなく、他の職業にも共通することではないかと思います。

弁護士としての理想をみた貴重な一日でした。